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中小企業診断士は独学でも合格できる!効率的な勉強方法を実体験から紹介

中小企業診断士は独学でも合格できる!効率的な勉強方法を実体験から紹介

中小企業診断士は、中小企業に寄り添い経営のパートナーとして伴走する専門家です。
コンサル系の資格の中では唯一の国家資格であり、スキルや収入アップにも効果的で目指す人が増えています。

ですが、唯一の国家資格であることで試験の難易度も高め。
合格率は約3~8%とされており、社労士(6~7%)や行政書士(11~15%程度)よりも難易度が高いと言えるでしょう。

「でも仕事をしながら時間を作って学校に通うのは、時間もお金も心配…」
「独学でも合格できるならまずは独学で挑戦したい!」

このように考えている方も多いのではないでしょうか。

結論、中小企業診断士は独学でも合格できます!

私は独学&通学の両方を経験して、2024年度の試験に合格しました!
独学で合格できた人もたくさんいるので、無謀な話ではないです!

独学で合格できれば、自分のペースで勉強できますし費用も抑えることが可能です。
本記事では、中小企業診断士試験に独学で挑む方へ向けて、おすすめな勉強法や独学、通学のメリットデメリットを紹介しています。

合格へ最短距離で近づくために、自分に合った勉強方法を選択するお手伝いができれば幸いです。

目次

中小企業診断士は独学でも合格可能!ただし効率的な勉強が必須

冒頭でもお伝えした通り、中小企業診断士の試験は独学でも合格が可能です。
ですが、試験は難易度が高く、独学で合格するには根気強くコツコツ勉強を続ける必要があります。
独学でも合格することは可能ですが、勉強法を工夫したりモチベーションを保つ必要があると言えるでしょう。

ここでは、中小企業診断士の難易度や勉強時間について詳しくみていきましょう。

中小企業診断士に独学で合格するのは難易度高め

中小企業診断士試験の合格率は約3~8%とされており、難易度が高いことがわかります。
中小企業診断士は1次試験と2次試験、口述試験があり、上記の数字はこの全ての試験を通過した人の数字です。

スクロールできます
受験者数1次試験合格者2次試験合格者合格率
令和3年度18,6625,8391,600約8%
令和4年度20,2125,0191,625約8%
令和5年度21,8755,5601,555約7%
参考:日本中小企業診断士協会連合会「過去の試験結果・統計資料」

もちろん、この合格率は通学で勉強した人や通信教材を使った人、独学で合格した人全てを含んでいます。
そのため、中小企業診断士の試験に独学で合格するのは、かなり難易度が高いと言えるでしょう。

中小企業診断士に独学で合格までにかかる平均勉強時間

中小企業診断士の試験に必要な平均勉強時間は1,000時間程度とされています。
(参考:一発合格道場「合格に必要な勉強時間は?」TAC「中小企業診断士合格に必要な勉強時間は1,000時間!勉強法や対策を解説」

1日2時間程度の勉強時間を確保したとしても、1年近くの勉強が必要になる計算です。
仕事や育児をしながら勉強をする場合には、勉強時間の捻出やモチベーションを保つ工夫が必要になるでしょう。

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中小企業診断士に独学で合格するには効率的な勉強が必須

中小企業診断士の試験は、難易度が高く勉強時間もしっかり確保する必要がありますが、独学での合格が不可能というわけではありません。
効率の良い勉強方法を取り入れたり、モチベーションを保つ工夫は必要不可欠と言えるでしょう。

SNSをのぞくと、わからない問題を質問し合ったり励まし合ったり、独学で試験に挑む方達で情報交換が活発に行われています。

SNSは情報収集にも大活躍します。

独学で合格したという方も多数いるので、モチベーションになりますね。
独学で合格した人の体験談や勉強方法を取り入れながら、コツコツ勉強していくのがおすすめです。

中小企業診断士試験で独学が向いている人の特徴は?独学のメリットデメリットも

中小企業診断士の試験は、難易度は高めですが独学で合格している人も多いのが現状です。
ですが、「可能であれば独学で挑戦したいけれど、自分にできるかな?」と不安に感じる方も多いでしょう。
ここでは、実際に試験を受けた経験から、「独学に向いている人・通学が向いている人」の特徴を考えてみました。

通学で勉強して合格した立場からすると、「独学でも合格できるけれど効率が悪い」というのが正直なところです。
まず独学で勉強を始めて、「これ効率が悪いぞ…」と感じたら通学に切り替えるというのが、個人的にはおすすめ!

ここでは、独学と通学のそれぞれに向いている人の特徴と、実際に感じたメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。

中小企業診断士の勉強で独学に向いている人・通学が向いている人の特徴

実際に試験を受けた経験から考えた、「独学に向いている人・通学が向いている人」の特徴はこちらです。

中小企業診断士の勉強時間は、平均で1,000時間。
独学で勉強するには、自分で計画を立て、コツコツと勉強を継続する必要があります。

しかし、仕事や育児などの事情でまとまった時間が取れない方や、試験科目と実務経験が直結している人など、自分のペースで勉強をしたい方は独学の方が向いていると言えるでしょう。

勉強仲間は、SNS上のつながりでもOK。
わからない箇所や進捗を共有することで、モチベーションの維持につながるでしょう。

もちろん私もSNSで情報収集しながら合格しました!
よければフォローしてくださいね!

一方で、1からのチャレンジで手厚い環境での勉強を希望する方は、やはり通学の方がおすすめです。
中小企業診断士は、スキルアップや収入アップのために取り組む方がほとんど。
独学での勉強はカリキュラムが定まらないため、結果的に勉強時間が必要になってしまいコスパが悪いと感じる方も多いようです。

いち早く合格して自分の市場価値を高めたい方は、わからない問題もすぐに解消でき、勉強の環境が整えられた通学を選ぶと良いでしょう。

中小企業診断士を独学で勉強するメリット・デメリット

中小企業診断士を独学で勉強するメリット・デメリットはこちらです。

独学のメリットデメリット
・自分のペースで勉強できる
・受講費用が節約できる
・自分に合った勉強法を選択できる
・わからないことがすぐ解決できない
・モチベーションの維持が難しい
・カリキュラムを自分で立てる必要がある

独学の最大のメリットは、費用の節約と自分の好きな時に勉強ができることです。
一般的な予備校に通うと、授業料は20~30万円程度、通信講座の場合は数万円〜数十万円かかります。
この費用を節約できるのは、大きなメリットですよね。

しかし、一方で「効率的な勉強」は個人の力量に依存してしまうのが難点です。
自分で組んだカリキュラムが的を得ているのか、という不安を感じながら勉強を続けなければならないのはストレスになりますし、何よりモチベーションの低下につながるでしょう。

私が最終的に通学を選んだのは、「効率が悪い」と感じたからです。
一度独学でチャレンジしてみて、やっぱり「効率悪いかも…」と感じたら通学に切り替えるのもアリかなと思います!

中小企業診断士を通学で勉強するメリット・デメリット

一方、中小企業診断士を通学で勉強するメリット・デメリットはこちら。

通学のメリットデメリット
・効率的なカリキュラムで勉強が進められる
・わからないことをすぐに解決できる
・モチベーションが維持しやすい
・通う時間を確保する必要がある
・受講費用がかかる
・自分のペースで勉強ができない

通学の1番のメリットは、「効率的に組まれたカリキュラムで勉強できる」ということ。
勉強する順番で理解のしやすさが変わりますし、なによりわからないことをすぐに相談し解決できます。

受講費用がかかるのが難点ですが、中小企業診断士を目指す人の中には、「スキルアップをして収入をアップしたい」と考えての方もいるでしょう。

受講費用を「先行投資」と捉えられるのか否かが、独学と通学を選ぶ決め手となりそうですね。

【実体験】中小企業診断士に独学で合格するための効率的な勉強法

中小企業診断士は独学でも合格できる!効率的な勉強方法を実体験から紹介

受講費用や効率を考えても、「やっぱり独学からチャレンジしたい…!」という方も多いですよね。
そんな方のために、ここでは今年一発合格できた私が考える、中小企業診断士に独学で合格するための勉強法を紹介します。

ちなみに、私は1年の勉強期間で一発合格しか考えていませんでした。
独学と通学両方のいいとこどりをした勉強法です!

さっそく詳しく紹介していきます!

自分でカリキュラムを作る

独学で勉強を進めるには、カリキュラム作りが肝となります。
モチベーションを維持するためにも、効率よく勉強を進めるためにも、独学で挑む際には必ず計画を立てましょう。

おすすめはひとつテキストを決めて、それを繰り返し解くこと。
中小企業診断士のテキストは多くの会社が出しているので、たくさん解いた方が網羅できるとは思いますが、効率は悪くなります。
次で解説しますが、ひとつのテキストを極めて過去問や模試に挑戦していくのがおすすめです。

独学におすすめのテキスト|近日公開!

平均1,000時間の勉強が必要とされているので、1から勉強をスタートするという方は約1,000時間を確保できるような計画を立てると良いでしょう。
そのなかでテキストを解く時間や過去問・模試の時間を分けて組み立てるのがおすすめです。

また、計画通りにいかないことは十分考えられるので、余裕を持った計画を立てることも重要。
より重点的に勉強したいところをやる時間や、理解に時間がかかった場合にも心に余裕を持って取り組めるようにすることで、継続しやすくなりますよ。

過去問を繰り返し解く

ひとつのテキストを極めることと同じくらい重要なのが、過去問を繰り返し解くことです。
実際の試験に慣れることや、試験の傾向を知る上でも役に立ちます。

通学で勉強を進める場合は、予備校の先生に最近の動向やトレンドを教えてもらうことができますが、独学の場合は自分で情報収集をする必要があります。
過去問は必ず解くようにしましょう。

ちなみにテキストの過去問解説がいまいち物足りない…と感じた時は、以下のサイトをチェックしてみてください!

1次試験の過去問解説:資格取るなら.tokyo
2次試験の過去問ダウンロード・再現答案:Gokaku Amigos

独学で挑むなら、情報収集は必須です。
上記に合わせてしんだん+もご活用いただけたら嬉しいです!

自分に合う勉強スタイルを見つける

自分に合う勉強スタイルを見つけるのも、効率よく合格に近づくためには必須です。

仕事をしながら勉強をするなら、日常生活を整えて集中力が続きやすい時間に勉強タイムを持ってくることも重要ですし、自分が使いやすいテキストを選ぶことも、学習効率アップに大きく貢献します。

多くの勉強時間を確保しなくてはならないため、継続できる勉強スタイルであることや頭に入りやすい復習方法を試行錯誤しながら見つけましょう。

ネットやSNSを活用して情報収集する

独学で中小企業診断士に挑むにあたって難点となりうるのが、試験の最新情報やトレンドが把握しづらい点です。
通学の場合は講師の先生が教えてくれますが、独学の場合は自分で情報収集していくしかありません。

幸い、SNSには中小企業診断士に独学で挑む方もたくさん。
加えて通学で勉強している方もいるので、正しい情報を選ぶ必要がありますが通学並みの情報収集も可能です。

独学で中小企業診断士を目指す方におすすめの情報サイト6選

私は通学していましたが、SNSやネットでの情報収集もしていました!
当メディアも恐縮ながら入れさせていただきましたが、、実体験を元に勉強期間に「これ早い段階で知っておきたかったな」という情報をたくさん盛り込んでいるので、お役に立てたら嬉しいです!

中小企業診断士は独学でも合格できる!効率よく勉強して合格しよう

中小企業診断士は独学でも合格できる!効率的な勉強方法を実体験から紹介

本記事では、「中小企業診断士は独学でも合格できる?」という疑問から、独学で合格するための勉強方法やコツを解説しました。

中小企業診断士に独学で合格するのは、十分に可能です!

ですが中小企業診断士の試験には1,000時間の勉強が必要とされており、合格率も低い難易度の高い資格です。
それでも、独学で合格している人が多数いるのも事実。
独学で一発合格を目指すなら、効率よくコツコツ勉強していく必要があります。

今年1年で一発合格できた私が考える、効率重視の勉強方法はこちらです。

中小企業診断士に独学で合格するための効率的な勉強法
  • 自分でカリキュラムを作る
  • 過去問を繰り返し解く
  • 自分に合う勉強スタイルを見つける
  • ネットやSNSを活用して情報収集する

ぜひこれらを真似しながら勉強を進めてみてください。
これから独学で頑張るぞ!という方の、少しでもお役に立てたら幸いです。

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